ちりつもゆめ仔

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ちりつもひよ仔

ゲーム、アニメ、映画、小説などの感想とその他好きなものの紹介をしています。

おススメゲーム!テイルズオブベルセリア(TOB)の魅力【PS4・PS3】

 

こんにちは!中原ひよ仔です。

 テイルズに出会ってからオタク街道まっしぐらとなってしまった私。

そんな私がテイルズオブベルセリアの魅力について、いろいろと正直に語っていこうと思います!

 

 

 どんなゲームなの?

まずはなんにも知らないぜという方のために、『テイルズオブベルセリア』がどういうゲームかを語っていこうと思います。

 

今作はテイルズシリーズのマザーシップタイトル第16作目。

ジャンルは『君が君らしく生きるためのRPG』です。

前作『テイルズオブゼスティリア』の1000年前のお話ですが、今作だけでも充分に楽しめます。

私はむしろ、『テイルズオブゼスティリア』はプレイせず、今作だけをプレイして頂きたいです。

テイルズオブゼスティリア』にはアニメがありますし……。(アニメはゲームで不評だったシナリオがほぼ改訂され、別物になっていますが)

前作は私は全体的にあまりいい評価ができませんので、軽く繋がりにだけ触れて今作のみをオススメしようと思います。

 

マザーシップタイトルとしては初めての単独女性主人公として話題になりました。

ちなみに、女性主人公がマザーシップタイトルで初めて出てきたのは『テイルズオブエクシリア』です。

 

 ↑の右側にいる綺麗な金髪お姉さんがマザーシップタイトル初の女性主人公でした。

テイルズオブエクシリア』では左側の黒髪の男の子も主人公。

マザーシップタイトル初のダブル主人公で話題になりました。

 

 

テイルズオブベルセリア』の主人公は↑の画像の黒髪女性。

意思の強そうな瞳が美しいですね。

彼女の名前はベルベット・クラウ。

テイルズオブベルセリア』は彼女の復讐劇です。

 

バトルシステム

ベルベットの復讐劇についてお話しする前に、『テイルズオブベルセリア』の魅力をひとつ紹介していきたいと思います。

 

テイルズシリーズでは今までも簡単な操作で爽快な戦闘が楽しめるバトルシステムが採用されてきました。

今回はそれが更に進化したものになっています。

 

テイルズシリーズでは前作からカメラが自由に動かせるようになりました。

正直、前作の『テイルズオブゼスティリア』では戦闘でのカメラワークが最悪でした。

カメラが壁にめりこんで、全くキャラクター見えませんけど? みたいなことが多々起きていたんですが、今作ではそれはありません。(当たり前かもしれませんが)

ストレスなくフィールドを見渡せるので、快適な戦闘が楽しめます。

 

移動には戦闘フィールドを自由に駆け回り、敵の背後を突けるフリーランを採用。

〇△□×の4つのボタンにそれぞれ術や技をセットすることで、簡単に戦えるようになっています。

 

操作は本当に簡単で、ゲーム慣れしていないという方でもサクサクプレイできるものになっているはず。

簡単にかっこいい戦闘が楽しめるようになっています。

 

私は『テイルズオブヴェスペリア』の戦闘システムが大好きすぎた人間なので、発売前は最近の簡単にすることに特化して組み合わせを楽しめない風潮は「うーん」という感じでした。

でも、実際にプレイしていてそういう不満は一切感じることはありませんでした。

術も技も軽い感じで出すことができ、なおかつかっこいい。

カメラワークも問題ないので、ストレスなくプレイすることができます。

難度を求める場合には戦闘の難しさを選ぶこともできるので、それも使って楽しんでいました。

 

続きが気になってやめられないストーリー

さて、それでは主人公ベルベットの復讐劇のお話をしましょう。

テイルズシリーズは魅力的なキャラクターが紡ぐ壮大な物語が見どころです。

今回のベルベットの復讐劇も世界を巻き込んだものになっていきます。

 

小さな田舎町で育ったベルベット。

ベルベットは7歳のとき。紅い月がのぼった緋の夜に、身籠っていた姉セリカを亡くしています。

遺されたのはベルベットと弟のライフィセット。そして、姉の夫である義兄のアルトリウス。

3人は家族で支えあいながら、懸命に生きてきました。

9年後。ベルベットは感情表現豊かで料理上手な素朴な少女に、ライフィセットは病弱ながら小さな村にはもったいないほど賢い少年に育ちます。

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セリカが死んだ緋の夜から、世界は混乱に陥っていました。

あの夜から、人間が突然魔物になってしまう病。業魔病が世界を蝕みはじめたのです。

ベルベットの住んでいる村の人口もあの夜から3分の1に減少。

村や町は防壁を作って、魔物の被害から逃れつつ、業魔病を恐れて生きていました。

 

明日は、また再び緋の夜がやってくる。

その日から物語がはじまります。

病弱なライフィセットのために働くベルベットとそんなふたりを見守るアルトリウス。

3人はどこにでもある普通の幸せな家庭に見えました。

しかし、翌日。緋の夜にベルベットの素朴な幸せは簡単に崩壊してしまうのです。

 

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緋の夜の当日。

いなくなったライフィセットを探して外に飛び出したベルベットは村が業魔病で滅んだことを知ります。

村の傍の森へと、ライフィセットの無事を祈って駆け出すベルベット。

森の奥。大きな穴のある遺跡の前でベルベットはアルトリウスと一緒にいるライフィセットを見つけます。

アルトリウスがライフィセットを守っていてくれた。

安堵したベルベットの前で悲劇は起きました。

 

信頼していた、尊敬していたアルトリウスが、何よりも大事だったライフィセットの胸を剣で貫いたのです。

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突然目の前で起きた悲劇。

遺跡の穴へと落とされたライフィセットを追って、穴に飛び込んだベルベットはライフィセットの手をつかみ、穴の淵にしがみつくことに成功します。

しかし、その努力も虚しく、「どうして」と問うベルベットの必至に穴の淵にしがみつく左腕をアルトリウスは切り落としました。

 

ライフィセットと落ちた穴の先。

そこにいた何かにライフィセットは喰われてしまいます。

穴の外へと放り出されたベルベットは、業魔となってしまっていました。

失った左腕は人間のものではない、真っ赤で鋭利な爪の生えたものになっていました。

 

アルトリウスへの復讐のため、アルトリウスに向かって走り出すベルベット。

行く手をふさぐ業魔を倒したベルベットが、アルトリウスを睨むと、アルトリウスは冷静に言います。

「周りを見てみろ」と。

言われて周囲を見渡すベルベット。

ベルベットの周りに倒れている業魔だったはずのものは、すべて村の見知った人々でした。

親友も、近所のおばさんも、子どもたちも。

すべて、ベルベットがその手で殺したのです。

 

ショックで気を失ったベルベットが次に気づいたときには地下牢に閉じ込められていました。

出入り口は高い天井にある小さな扉しかない牢屋の中。

ベルベットは3年のときをそこで過ごします。

時折、天井の扉から落とされる業魔を左腕で喰らい、復讐のための力を蓄え続けていたベルベット。

ある日。アルトリウスの仲間だったはずの聖隷シアリーズが地下牢に現れたことで、ベルベットは脱獄を果たします。

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この脱獄から、ベルベットの復讐のために突き進む物語がはじまります。

 

正統派主人公からはかけ離れたベルベットの行動は、時に冷酷で非道なものです。

周囲に災厄を振り撒きながらも、アルトリウスへの復讐のためだけに進み続けるベルベットは、もう純朴な少女ではなくなってしまいました。

 

そんなベルベットが旅の途中で出会う仲間たち。

「利害の一致」というだけで集った仲間たちは、それでも互いを信頼しあったよき仲間たちです。

そんな仲間たちの生きざまに触れていくうちにベルベットも少しずつ変化していきます。

ベルベットが復讐の末にたどり着く結末は必見ですよ。

 

魅力的なキャラクター

さて、テイルズシリーズといえば、魅力的なキャラクターたちです。

テイルズオブベルセリア』のキャラクターたちも、とても魅力的です。

 

ベルベット・クラウ

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主人公のベルベット。

純朴な少女だった彼女は、復讐のために怒りや憎しみ、悲しみ以外の感情はあまり表には出さなくなってしまいました。

悲劇の前は結婚の話で赤くなったり、近所の赤ちゃんを見て「私もいつか……」と夢見る普通の少女でした。

そんな少女が復讐のために、すべてを捨てる姿には胸が痛みます。

ストーリーでは「もうやめたげてよぉ」と思うくらいには彼女に数々の試練が降りかかります。

仲間に救われながら、変わっていくベルベットには涙せずにはいられませんでした。

 

ライフィセット

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ベルベットの弟と同じ名前のこの子は聖隷という種族の男の子です。

抵抗させないために感情を封印されて人間に道具として使役されていたライフィセット。

この子が仲間に入る理由は、それはそれで「あらま~」という感じなのでプレイした際に確かめてみてください。ベルベットの強引さにしびれますよ。

 

こんなにかわいらしいライフィセット。

ストーリー中でもそのかわいらしさを遺憾なく発揮していくのですが、ストーリー中で一番成長するのはこのライフィセットです。

テイルズオブベルセリア』の第二の主人公といっても過言ではないライフィセットがベルベットのためにがんばるシーンでは、私はハンカチが必要でした。

男の子らしく成長していくライフィセットはイチオシキャラクターです。

 

ロクロウ・ランゲツ

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和風な彼はロクロウ。人間ではなく、業魔病によって既に業魔となってしまっています。

明るくポジティブなロクロウがどこまでもポジティブでいられるのは、実はもうほとんど人間的な感覚が失われているから。

ベルベットにはある恩を返したいという理由で旅に同行することになった彼は、復讐のために突き進むベルベットを自分よりよっぽど人間らしいと評します。

 

戦闘狂でちょっと危ういところがあるロクロウですが、普段は陽気ないい兄貴分。

どんな窮地にあってもあっけらかんとしているロクロウはかっこよく頼もしい存在です。

 

マギルゥ

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見た目を裏切らず、魔女であるマギルゥ。

年齢不詳でいつものらりくらりと生きているマギルゥはミステリアスな女性ですが、お色気からはかけ離れた存在です。

 

「~のじゃ」という独特な口調のマギルゥは実は重い過去の持ち主だということがサブイベントで判明します。

すべてにおいて「どうでもいいがの」とつまらなそうに言うマギルゥが、すべてがどうでもよくなってしまった理由。ベルベットに抱く本音。

そして、それを乗り越えて戦う決断をするマギルゥの覚悟はかっこいいものでした。

 

1000年後の世界である前作『テイルズオブゼスティリア』とも深いつながりのあるマギルゥ。

前作をプレイしている方はいろいろと考察するのも楽しそうです。

 

アイゼン

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『死神』の異名を持つアイフリード海賊団の副団長であり、聖隷のアイゼン。

男前でかっこいい彼の物騒な異名の理由は周囲に災厄を振り撒いてしまうという生まれ持った呪われた体質です。

ただそこに居るだけで周囲の人間をひどい目に遭わせてしまうアイゼンが海賊団の副団長をできているのは、仲間たちと団長のおかげ。

そのため、アイゼンは海賊団に深い恩義を感じています。

 

ベルベットと同じく目的のためなら非情な行いもできるアイゼンは、とてもいい兄貴分。

同じ兄貴分であるロクロウとも気が合い、よく酒を飲み交わしています。

同種族のライフィセットにも様々なアドバイスをしており、ライフィセットからもよく慕われているようです。

そんなかっこいい彼は実はシスコン。『テイルズオブゼスティリア』のパーティメンバーであるエドナはアイゼンの妹です。

呪われた体質でエドナに迷惑をかけないため、アイゼンはエドナからは離れて生活をすることを選んでいます。

↓の画像のエドナの傘にぶらさがっている人形にかかわるサブイベントは、強い敵が登場しますが、アイゼンのシスコンっぷりを感じられるエピソードです。

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1000年後である前作の『テイルズオブゼスティリア』ではアイゼンはドラゴンになってしまっています。

理性と記憶をなくし、最愛の妹までも襲うようになってしまった彼は『テイルズオブゼスティリア』で最期を迎えるのですが、その最期は悲しいものです。

 

エレノア・ヒューム

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エレノアは導師として世界から崇められるようになったアルトリウスの弟子として世界を巡礼していました。

まっすぐで真面目。そして純粋なエレノアは、昔のベルベットを彷彿とさせます。

 

敵側であったエレノアがベルベットたちに同行するようになった理由はネタバレになるので、お話できないのですが、その理由にエレノアは苦しめられます。

尊敬しているアルトリウスの教えと感情のままに突き進むベルベットたちの行動に理解を示してしまう自分の心。その間で苦しんで、自分で選んだ道を歩み始めるエレノアもまた、この物語の中で大きく成長したひとりです。

 

心優しいエレノアはライフィセットに本当の弟のように接します。

優しいが故に迷い、苦しむエレノアはこのパーティメンバーの中で最も人間らしい子だったのではないかと思います。

 

まとめ

前作『テイルズオブゼスティリア』はそのストーリーで大炎上。

世界観が同じである『テイルズオブベルセリア』は大丈夫なのかという不安もありましたが、プレイして正解でした。

 

『君が君らしく生きるためのRPG』。そのジャンル名に恥じない物語は、それぞれのキャラクターが自分が自分らしく生きるための成長を遂げていく物語でした。

自分を貫くことの難しさ、苦しさ。そして、かっこよさ。

特にライフィセットの成長には鳥肌が立ちました。

彼の叫びはずっと忘れられないものになるでしょう。

 

このお話には、「世界を救いたい」という正統派なキャラクターはひとりも居ません。

それぞれが、それぞれの意思を全うするために戦って、結果、世界を巻き込んだ。

そういうお話です。

かっこよく、潔い。彼女たちの生きざまに触れられる『テイルズオブベルセリア』。

とってもおススメのゲームです。

ぜひ、プレイしてみてください。