ちりつもゆめ仔

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ちりつもひよ仔

ゲーム、アニメ、映画、小説などの感想とその他好きなものの紹介をしています。

【幼稚園教諭・保育士】仕事より実習の方が大変な理由

 

 こんにちは。中原ひよ仔です。

 幼稚園教諭・保育士の資格を持っています。

 保育士として働いてみた結果、わかったことは「実習の方が仕事より数倍大変」ということです。

 

 「実習で心が折れた……」という子は大学時代にもたくさんいました。

 そんな方々を勇気づけるためにも、今回は「仕事より実習の方が大変な理由」を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 どうして実習が大変なのか

子どもの発達がわからない

 「なに言ってるんだ。子どもの発達なんて授業でめちゃくちゃ習ったよ!」と思われる方もいるかと思いますが、子どもの発達は一人ひとり大きく違います。

 小さい子であればあるほど、数か月・数週間誕生日が違うだけでもできることが、まったく違ったりするので、数日間だけで一人ひとりの子どもの発達を見極めて、それぞれに対応するなんてことは、まず不可能です。

 

 それでも、実習をしている以上は一人ひとりの発達を掴もうと努力しなくてはいけませんし、更に基礎中の基礎ですが名前も覚えなければなりません。

 しかも、先生の動きを見てできそうなことは手伝って、実習録を書くために活動が切り替わるときには時間を見なくてはいけないし、更にメモをとってはいけないところもあるからいろいろ覚えておかなきゃいけないし……、えーと???

 

 という感じで、もうなにもかもわからんちんになって、童心に帰って子どもとひたすら追いかけっこしていたことがあります。

 

子どもの着替えなど、どこまで援助していいのかがわからない

 私はこれが一番困りました。

 1・2歳児くらいって実習生の優しいお兄さんお姉さんを見ると「やって~」と甘えたりするんですよね。本当はできるのに。

 特に靴を穿くときなんかに、私はよく甘えられました。

 この子が自分でできるのかできないのかさっぱりわかりませんし、甘えさせてあげた方がいい状況なのかもよくわかりません。

 まあ、実習生なんだしお手伝いしようと手伝うと、しっかり見ていた先生に反省会のときに「あれは手伝わなくてもよかったよ」なんて言われて、どっと疲れるみたいな経験があります。

 わからなすぎなので、何回目かの実習からは先生に「これは手伝ってあげてもいいですか?」と、ガンガン聞きまくりました。

 そういう判断は実習生では無理だということを大体の先生はわかってくださるので、優しく教えてくれますよ。

 

 

子どもが普段なにをしているのかがわからない

 わからない3連発になってしまいましたが、実習が大変なのって、きっとわからないことばかりだからですよね。

 子どもが普段なにをしているのかがわからなくて、一番困るのが部分実習や責任実習の案を考えるときです。

 

 例えば、制作だと「折り紙を自由に使える園」と「月に1回しか折り紙を使っていない園」があったとします。

 実習で折り紙をやろうとしたとき、この2つの園どちらでも同じレベルの制作をやったら、「折り紙を自由に使える園」の子どもたちはできても、「月に1回しか折り紙を

使っていない園」の子どもたちはできない可能性があります。

 しかも、実習生には自分が実習に行く園がどちらの園なのかなんてことは、まずわかりません。

 

 

tiritumoyumeko.hatenablog.com

 こちらの記事で紹介した「ペーパーさん」をほぼ制作をしていない園で子どもたちに教えたときは、時間はかかるわ、「わかんなーい」の大合唱になるわで大惨事になってしまいました。

 失敗もいい経験となりましたが、実習案をたてる際には、まず指導係の先生に「これはできそうですかね?」と相談してみるといいかと思います。

 

実習録に体力と精神力を削られる

 これがなによりきついですよねー!

 わからない尽くしの実習で疲れまくって帰ってきて、実習録を書かなきゃいけないなんて地獄でしかないです。

 幸い私は文章を書くことが苦手ではなかったので、ちゃっちゃと適当に書いて寝ていたのですが、丁寧な友人なんかは夜中の2時すぎまで実習録を書いていて、ほぼ寝られなかったなんて話もよく聞きました。

 働きだしてわかったのですが、保育士はめっちゃくちゃ忙しいので、実習録を読んでもらえること自体ありがたいのですが、指摘やだめだしで真っ赤になった実習録を疲れ果てた実習後に見ると、余計に疲れてしまいますよね。

 私はなによりも実習録が嫌いです。

 

仕事だと大体のことがわかるし、実習録もない

 今まで散々書いてきた実習が大変な理由は「わからないだらけ」といことと「実習録があるということ」です。

 仕事だと、当然それらはないです。

 子どもは毎日一緒に過ごす存在になるので、大体のことはわかりますし、その内「あー、あの子はきっとなにしてるな」とか声だけでわかるようになったりします。

 

 仕事をはじめると実習録はないですが、毎日の日誌や保護者の方への連絡ノートはあります。

 文章を書くことが苦手な人は大変かもしれませんが、連絡ノートも日誌も先輩の真似っこからのスタートです。

 必ず先輩のテンプレート的文章があるはずなので、いろいろな先輩の文章を見せてもらって、幅を広げていけばいいだけなので、実習録なんかより百倍簡単です。

 

 毎日過ごせば、子どもたちの可愛さも何百倍になりますし、嫌味な先輩の言葉の受け流し方なんかも覚えていきます。

 実習を乗り越えた先には、可愛い子どもたちとのお仕事が待っています。

 日々成長する子どもたちとの生活は幸せでいっぱいですよ。

 「心が折れた……」と思っている方も子どもが好きなのであれば、どうにか心を立て直してみてください。

 応援しています!